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2022年のビジネストレンドワード6つ徹底解説

常に変わり続けるビジネスの世界ですが、皆さんはついていけていますか?

今回は2022年のビジネストレンドワード6つを「ビジネス」、「法律」、「○○テック」の3分野に分けてご紹介します!

名前は聞いたことあるけど、イマイチ意味が分からない、人に聞かれたら説明できないといったお悩みを解決できる内容となっております。

最後までお付き合いくださいませ。

 

【ビジネス編】2022年ビジネストレンドワード

最初の2022年ビジネストレンドワードはビジネス編です。

ピックアップしたのは「Iot」と「メタバース」!

Iotは何年も前から聞いたことがあると思います。

しかし、聞き馴染みのある単語なので逆に説明できないといったことはないでしょうか?

中でもメタバースは、2022年のトレンドにふさわしいワードなのでしっかりとチェックしましょう!

 

Iot

2022年のビジネストレンドワード「Iot」は「Internet of Things」の略称です。

家や車、家電など様々なモノがインターネットに接続され、サーバやクラウドサービスと相互に情報交換をする仕組みです。

従来インターネットに繋がっていないモノがネット接続をしたことにより、多くのことが可能になりました。

例えば家のドアのIot化により、物理的な鍵を必要とせず、アプリなどを通してアクセスキーを付与してドアの開閉が可能です。

これを応用した無人のホテルは、コロナ渦ということもあり注目を浴びています。

他にも全自動運転、自動照明変更、眠気を警告するようなメガネなど多くの分野で活躍しています。

家に帰ったら、全自動で全ての家事が終わっているような将来も夢ではないかもしれません。

 

メタバース

二つ目の2022年ビジネストレンドワードは「メタバース」です。

メタバースとはインターネット上で構成されている仮想空間を指します。

そもそもの語源は「Meta(超)+Universe(宇宙)」を合わせた造語で、SF作家のニール・スティーヴンスンが1992年に発表した小説の言葉です。

それが、技術の進歩によって実現可能になり多くの人がメタバースという表現を使うようになり、広まっていきました。

インターネットで構成されている仮想空間は、オンラインゲームやVRを扱ったSF映画の世界感を想像するとイメージしやすいかもしれません。

ビジネスとしての利用では、エンタメを中心に活用の幅が広がっており、音楽ライブやスポーツ観戦などが実際に開催されています

また、最近ではテレビの企画で自身のアバターを作成して、クイズ大会をするといったものがありました。

リアルタイムでの視聴者参加型の放送があるなど、メタバースの世界がどんどん身近な存在になってきている証拠かと思います。

将来的には、一つの巨大プラットフォームが確立され個人でアバターを所有し、そのアバター内で世界中の人とコミュニケーションを取ったり、ビジネスをすることが予想されています。

 

【法律編】2022年ビジネストレンドワード

次の2022年ビジネストレンドワードは法律編です。

取り上げるのは「インボイス制度」と「個人情報保護法」です。

インボイス制度=フリーランスや個人事業主以外は関係ない?と感じる方もいらっしゃるかと思います。

しかし、フリーランスや個人事業主が増加傾向にあり、ビジネスで関わる機会は多くなるでしょう。

いざという時に備えて知識をつけておきましょう。

また最近、HPなどサイトを見ている時にcookie許可を求められることが増えてきたと感じませんか?

それは個人情報保護法が厳しくなり、各社が対応しているからです。

縁遠い印象のある法律ですが、実は身近なところで大きな変化が起きているのできちんと学んでみましょう!

 

インボイス制度

それでは2022年ビジネストレンドワード【法律編】、一発目「インボイス制度」の解説に入ります。

そもそもインボイス制度とは、正式名称を「適格請求書等保存方式」と言い、請求書に関する制度のことです。

この制度により、請求書に本来必要な、取引の年月日・内容・品目・税額などに加えて、いくつかの項目を追記する必要が出てきました。

具体的な追記項目は「税率毎の合計金額と適用税率」、「発行した事業者番号」の2つになります。

事業者番号が必要となるため、請求書を発行する側(会社、個人事業者など)は事業者登録が必須となります。

未登録のまま請求書を発行した場合、買い手側は仕入れ額控除を受けることができず損をする形になります。

これは、フリーランスや個人事業主にも適用されるため、今フリーランスや個人事業者であったり、独立を考えている人は早めの登録をオススメします。

インボイス制度は2023年10月に施行予定なので、それまでにしっかりと準備をしておきましょう。

 

個人情報保護法

2022年ビジネストレンドの4つ目は「個人情報保護法」です。

2022年4月に個人情報保護法が改正されました。

3年毎に見直しが入るこちらの法律ですが、今回の改正で押さえて欲しいポイントは2つです。

 

1.権利保護の強化

改正前では、個人データの利用停止や削除は、目的外などの不正利用が証明できる場合に限られていました。

しかし今回、個人データの保護が強化され、データを保有する会社が必要なくなったり、漏洩等が生じた場合も利用停止・削除請求ができるようになりました。

つまり、会社が保有する個人データの利用停止・削除請求の適用範囲が広がり、個人の権利保護が強化される形となりました。

 

2.データの確認義務

改正前では、情報保持者が持っている”データだけでは個人特定ができない情報でも、第三者のデータと照合することで個人特定が可能なデータ”に関する規制はありませんでした。

今回の改正では、情報保持者だけでなく、第三者にデータを提供することで個人特定が可能なデータは、「本人の同意が得られているか」の確認が必要となりました。

これにより、Cookieと呼ばれるインターネット閲覧時の情報(サイト訪問時間、回数など)を第三者提供する場合における許可の確認が必要になりました。

この影響で、各サイトでは「Cookie許可」を求める内容を見かけるようになったのです。

 

【〇〇テック編】2022年ビジネストレンドワード

最後に紹介する2022年ビジネストレンドは「○○テック編」です。

「X-Tech」と呼ばれることもあるフィンテック、アグリテックなどから、今回ピックアップしたのは「フェムテック」と「ヘルステック」です。

コロナ渦で健康意識が強くなってきた現代社会ですが、その中でも健康に関するトレンドワード2つについて解説していきます。

 

フェムテック

2022年ビジネストレンドの「フェムテック」ですが、語源の「フェム(Fem)」は「女性(Female)」のことです。

女性特有の、生理などライフステージにおける健康課題を、テクノロジーで解決できるようなサービスやプロダクトを指します。

注目される背景としては、女性の社会進出やタブー視されていた悩みをみんなで共有して解決していこうという動きが強まったことが上げられます。

ちなみに、混同されやすい概念として「フェムケア」と呼ばれるデジタルテクノロジーではない製品サービスも注目を集めています。

フェムテックの事例として、月経周期や月経量に合わせて生理用品を送付するオリジナルサービスや、月経管理をしてくれるアプリも登場しています。

今後は、こういった特有の悩みが社会で共有されることにより、より快適な生活が送れる未来が期待されています。

 

ヘルステック

6つ目の2022年ビジネストレンドワードは「ヘルステック」です。

「ヘルステック」とは、「ヘルス(Health)」つまり健康を語源とした言葉です。

この言葉自体は昔からありますが、近年巣ごもり需要増加やコロナ渦における健康意識の向上により再注目されています。

健康に関することをテクノロジーで解決する製品やサービスが、様々な形で市場に普及しています。

こういったテクノロジーの普及した背景には、スマートフォンやPCなどデジタルデバイスが常に身近にある環境となったことが挙げられます。

例を挙げると、オンラインフィットネス、リモート診断、高齢者見守りシステムなどが既に実現されています。

その他にも、名医が実際の処置室にいなくても手術が可能なリモートオペや、自分の体調に合わせてサプリメントが独自排出されるサービスもあります。

既に色々なサービスがでているので、ネットで検索すると、困りごとや悩み事をテクノロジーで解決できる素敵な製品サービスが見つかるかもしれません。

今後はアプリ一つで健康状態が分かり、解決策が提示されたり、相談ができる社会が実現されるでしょう。

【まとめ】2022年ビジネストレンドワードを学んで、ワンランク上のビジネスパーソンを目指そう

2022年のビジネストレンドワードについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

知らない言葉や、知ってはいても理解していないワードがあったかと思います。

この他にも様々なトレンドワードがあるので、自分なりの情報収集を確立してワンランク上のビジネスパーソンを目指しましょう!

 

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