営業でトップセールスになっている人は、どんな特徴があるのか気になりませんか?
新卒で入社して横一列でスタートしたはずが、気が付くと同期と差がついているのは営業あるあるだと思います。
一度は「トップセールスと私の違いは何だろう?」という疑問を持ち、試行錯誤したこともあるでしょう。
そんな方向けに営業でトップセールスになっている人の5つの特徴を解説します。
営業をしていてもなかなか結果がでないと感じている人、もっと成績を上げたい人はトップセールスの特徴をマネしてみてください。
目次
営業トップセールスの5つの特徴とは?
営業をしていて、トップセールスになる人の特徴はどんなものがあるのかを解説していきます。
特徴を解説するので、なかなか実践しづらいものがでてくるかと思います。
ただ、意識することで少しずつ近づくことはできます。
できそうなものなら直ぐに取り入れて、難しいものは日々の生活で意識していきましょう!
特徴1.自信がある
一つ目の営業トップセールスの特徴は、「自信がある」ことです。
これは誰もが、納得する特長の一つかと思います。
自信があるというのは、説得力に繋がります。
営業では避けては通れない商談中に”自信があるか無いか”というのは相手に伝わるものです。
ただ、「自信を持て」と言われてもすぐにできる方は少ないでしょう笑
そんな時は、得意領域を作ることをオススメします。
この分野なら人に負けない!というものを見つけて、それを強化していきます。
商品知識、リサーチ力、雑談力など、どんなジャンルでも構いません。
一つの得意ができたら、それに近いものにテコ入れをして得意を増やしていきましょう!
特徴2.心配性である
次に紹介する、営業トップセールスの特徴は、「心配性である」ことです。
一つ目の自信と真逆では?と感じた方がいると思いますが、実はトップセールスは心配性という特徴を持っています。
心配性というのは、細かい事を気に掛けたり、小さなことでも心配になってしまう性格です。
トップセールスはお客様の些細な機微や資料のミスなど細部に至るまでに注意を払うことができます。
他にも月の売上見込みが、普通の営業パーソンよりも売上ヨミが厳しく、行動量が多くなることも心配性の特性の一つでしょう。
心配性になるのは難しいですが、細かい事に注意を払ったり、危機感を強くするというイメージを持つとトップセールスに近づけるはずです!
特徴3.時間管理ができている
営業トップセールスの三つ目の特徴は、「時間管理ができている」ことです。
時間管理ができる人は、スケジュール感を意識することができます。
スケジュール感を意識すると、売上目標達成までの計画を立てられるので、成果に影響します。
基本的に営業に一発逆転はないので、継続的な売上目標達成をするには、成約までの予定をしっかりと立てることが大切です。
時間管理というのは、スケジュール管理だけではなく、行動の時間、個客の最大売上から逆算した営業に掛けていい時間など全般に関することです。
時間管理は、日々の行動時間をメモしたり、1件の成約スケジュールを書き出すことで能力アップが期待できます。
特徴4.ヒアリング力が高い
営業でトップセールスになる人の特徴は、「ヒアリング力が高い」ことです。
ヒアリング力が高いと、顧客の課題を浮き彫りにしたり、疑問に感じるポイントを発見することができます。
これに関しては、営業パーソンなら皆が納得するトップセールスの特徴の一つかと思います。
ただ、どのようにしてヒアリング力を上げていいのか、悩む人がいるのも事実です。
ヒアリング力を上げるには、常に疑問を持つこととその裏側を考えることが重要です。
普段の生活のちょっとしたことでもいいので、相手が取った行動の裏側に疑問を持ち、その答えを予測しながら質問して、答え合わせを行います。
これを繰り返すと、質問の仕方やどういう質問をしたら求める答えが返ってくるかなどが、頭の中で整理できるようになります。
質問をされ続けるのを不快と感じる人もいるので、注意も必要です。仲のいい友人や家族などに限定して行ってください。
事前に説明しておけば、協力してくれるはずです。
特徴5.ストイックである
最後の営業トップセールスの特徴は、「ストイックである」ことです。
営業をしていると、絶対的に達成できない数字目標を持たされることもあるかと思います。
そんな時でもめげずに努力できるストイックさが、トップセールスかどうかを分けるポイントです。
これに関しては根性論に近い部分があるかと思いますが、普段から意識できることはあります。
日常の小さな勝負事でも全力を出したり、小さな目標を自分で設定して達成する喜びと失敗したくないマインドを持つことでストイックさが醸成されます。
比較から見る!営業のトップセールスの特徴
営業トップセールスの5つの特徴を紹介しましたが、ここで普通の営業パーソンとの比較をしてみます。
同期の営業が成果を出しているのに、自分だけ伸び悩んでいるという方は、どこが違うかを学ぶことも大切です。
ここで違いを学び、トップセールスに近づきましょう!
普通の営業パーソンとの違いはどこにあるのか?
そもそも、普通の営業パーソンとトップセールスはどこが違うのでしょうか?
似たような行動を取っているにも関わらず、成果に大きな開きがでるのは
・目標設定
・事前準備
・プライベート
ここに違いがあるのです!
一つずつ解説していきます。
目標設定
営業トップセールスの特徴として、「時間管理」を挙げましたが、目標設定にも近いものがあります。
普通の営業パーソンでは、目標設定と言われると会社や組織、上司から設定されるのみだと思います。
1カ月や四半期など決められた期間で、売上をどうやって達成していくかを悩むのが通常です。
しかし、トップセールスはそこから更に自分だけの高い目標を設定します。
それを周りに宣言するかどうかは分かれますが、宣言した方がプレッシャーが掛かり、より高いモチベーションで業務に臨めるでしょう。
事前準備
次の比較は、事前準備です。
営業トップセールスと普通の営業パーソンでは、事前準備に差があります。
例えば新規で営業をする時は、相手の情報を調べる為にインターネットで会社HPを見ているかたは多いと思います。
普通ならここで終わるかと思いますが、トップセールスは担当者名をFacebookで調べたり、顧客の競合情報までを調べた上で商談に向かいます。
調べた情報の全てが使われるわけではないですが、相手の情報を知っているので雑談や競合から見る課題感の共有時に効果を発揮します。
プライベート
最後の比較は、プライベートです。
普通の営業パーソンと営業トップセールスでは仕事以外の時間に差が生じます。
営業トップセールスは多くの人と関わり、アクティブなプライベートを過ごします。
人と関わることで、多様性を肌で感じることができたり、他業種の話に詳しくなり対人スキルが磨かれていきます。
営業にとって商談相手の課題をどうやって解決するかも重要ですが、相手の心に寄り添える対人スキルも必要になってきます。
トップセールスの多くは「人たらし」になるくらい、対人スキルが高いと言えるでしょう。
どうしたら営業のトップセールスになれるのか?
これまで、様々な営業でトップセールスになる人の特徴をお伝えしました。
各特徴の解説で、トップセールスの概要が見えてきたかと思いますが、最後にトップセールスの根本的な要素についてお話します。
これまでの特徴や普通の営業パーソンとの比較を踏まえて、自分に何が足りないかを考えながら読み進めてください。
マインドセット
一つ目の営業トップセールスになる方法は、「マインドセット」です。
特徴の部分で触れた、「ストイック」に近いところはありますが、少し違います。
ストイックとは自分を追い込んだり、目標達成までの意識ですが、マインドセットでは「固定化された考えや物事の見方」を指し、心構えを意味します。
営業達成までのゴールだけではなく、企業や自社商品・サービス、顧客への態度などあらゆるところにマインドセットが精通してきます。
このマインドセットを鍛えるのに、
”スティーブン・R・コヴィー.”著『7つの習慣 人格主義の回復』(キングベアー出版)という本がオススメです。
この本では、成功哲学や人生哲学について語られており、人間生活の基礎を学ぶことができます。
マインドセットを鍛えて、トップセールスを目指しましょう。
自己学習
営業のトップセールスになる方法の二つ目は、「自己学習」です。
トップセールスは仕事以外の時間も学習に当てているケースが多く見られます。
例えば自社商品・サービスや競合情報を調べたり、セミナーに参加したりと自分磨きを怠りません。
学校を卒業すると、勉強に充てる時間が極端に減る人も多いかと思いますが、トップセールスは卒業後も自己学習を続けています。
日々の積み重ねが、大きさになるので、少しの時間でもいいので自己学習に時間を費やしましょう。
即実践
最後の営業のトップセールスになる方法は、「即実践」です。
これまで、特徴や比較などをして営業でトップセールスになる人の全貌を暴いてきましたがそれだけではトップセールスになることはできません。
頭の中で理解していても、実践しなければ成果には繋がりません。
これまでの説明の中で、既に実践していると感じることはあったかと思います。
しかし、全てを実践できている人は、いないのではないでしょうか?
取り入れられそうな事は、即実践をしてトップセールスになりましょう!
そのスピード感がトップセールスになれるかどうかを左右します。
【まとめ】営業でトップセールスの特徴が分かればマネするだけ!
営業のトップセールスの特徴を見てきましたが、直ぐに実践できるものはありましたか?
営業の世界では、数字を上げれば正義という文化が根付いていますが、結果を残せず伸び悩んでいる営業パーソンは多いでしょう。
そんな方は、この記事で紹介した中で自分のできそうなものからマネしてみると、結果が変わってくるかもしれません。
トップセールスを目指すには、周りの環境も大切。
”トップセールスが周りに居ない…”そんな方は、例えばベンチャーなど他の企業も見てみては?