キャリア・転職

転職活動は年末年始もするべき。その理由をエージェント経験者が解説します

今回は転職活動の時期について述べていきます。転職を考えている方や今後転職する可能性がある方必見です。

「年末年始に転職活動をしても意味がないのでは?」「年末年始は休んで、年明けから少しずつ転職活動を始めよう。」そう考えている方も少なくないと思います。

この記事では、年末年始も転職活動を進めた方が良い理由実際に行うとしたら何をするのかを転職エージェントがリアルな目線で解説していきます。

年末年始の転職市場って実際どうなの?

まずは、年末年始の転職市場がどのように動いているのか、企業側が人を採用する「求人数」と転職したい「求職者数」で確かめてみましょう。

多くの企業が年末年始休暇のため、転職市場も同様におやすみモードになっているのでしょうか?

求人数

まずは、年末年始の求人数についてです。

こちらに関して、年末年始だからといって企業が求人を出さなくなることはほとんどありません

問い合わせなどの対応はいつもより遅くなる場合がありますが、応募できる企業が少なくなるわけではないのです。

さらに、年末年始でも人事の対応が早い企業は、特に積極採用中の合図だと思って良いでしょう。

年末年始にどういう動き方をしているのかを見ることで、企業側の採用に対してのモチベーションが伺えます。

求職者数

次に、求職者の数についてです。

こちらに関しては、年末にかけて仕事が忙しくなったり、年末年始で転職活動を中断したり、キリよく年始から始めようとする方がいるため、少しだけ動きが鈍化します。

求職者数は少し落ち込むと思いますが、求人と同様に年末年始で動いている求職者に関しては、転職モチベーションの高い方が多くなる傾向があります。

年末で動くことで企業側に転職意向の強い求職者という印象を植え付けることもできるかもしれません。

 

年末年始からの転職活動のスケジュール感とは?

年末年始から転職活動をしようと思うと、大まかに、下記スケジュールとなります。

  • 12月 書類精査や自己分析 
  • 1月 エントリー〜面接
  • 2月 面接〜内定承諾、退職交渉
  • 3月 現在勤めている企業を退職
  • 4月 転職先へ入社

中途採用なので入社時期は人によって多少変わってくると思いますが、3月決算の企業が多いことを考えると、退職交渉なども含め、入社のタイミングは4月になるケースが多いでしょう。

さらに、3月からは会社側で、新卒の対応がより忙しくなるため、1月2月で面接〜内定承諾というスケジュール感を望んでいる人事も多そうです。

 

転職活動を年末年始に行った方が良い4つの理由

ここからは、年末年始に転職活動を行った方が良い理由をお伝えします。

年末年始という長期休暇時期でも転職活動をした方が良い理由を理解し、年末年始こそ転職活動をすることでライバルと差をつけましょう。

 

自分自身にとことん向き合える

1つ目の理由は「自分自身にとことん向き合える」ことです。

転職のスケジュール感として、転職活動スタート〜入社まで3ヶ月以上はかかります。

そして、この3ヶ月のうち、最も大事になるのが転職のスタートである「なぜ転職したいのか」という転職軸の設定段階です。

この設定がきちんとできていれば、その軸を元にどんな業界や企業に転職すればいいのかを具体的に見つけることができます。

ただ、軸を正しく設定する作業は、仕事に追われているタイミングでは集中して考えることが難しいため、年末年始の仕事が休みの時間は転職活動ではとても重要な時間といえます。

現職のことを俯瞰して考えてみたり、将来の理想について考えてみるなど、自分自身と向き合える絶好のタイミングなのです。

 

ライバルと差をつけられる

2つ目は「ライバルと差をつけられる」点です。

最初でも述べたように、年末年始の求職者は多少動きが鈍くなります。

それは、転職を考えていても、年末多くの仕事をやり切った方・ボーナスをもらった方などが、年末ひと息ついてから転職活動しようと考えるからです。

とはいえ、年末年始からスタートすることも、年始からスタートするのもそんなに変わらないのでは?と思うかも知れません。

実は、ここはスタートダッシュという面で大きく異なります。

転職のスケジュール感でもお伝えしましたが、3月からは新卒などの対応も入ってくるため、中途採用に関しては、1月,2月である程度確定させておきたいはずです。

つまり、年末年始で準備が完了していれば、年始すぐにエントリー、面接と進んでいけます。

採用数には限りがあるため、年始でスタートダッシュが切れるかどうかでライバルよりも1歩も2歩も先にいける可能性があります。

 

企業が採用を強化する

そして年末年始から転職活動をする理由が「企業が採用を強化する」という点です。

企業側は、4月以降の来季の人員計画を年度内から考えているため、新年度に向け採用を強化する企業が増えます。

もしくは、年度内までにあと数名採用したいという企業が最後の駆け込みで採用を強化することも考えられるため、年明け〜2月あたりは求人数も多くなると言われています。

また、ボーナスをもらってから転職する方も多いため、欠員が出やすいのもこの時期になります。

年度が切り替わる、欠員が発生しやすい、以上の点から年末〜4月までは1年の中でも採用に力を入れる企業が多くあります。

 

3月以降は人事が忙しくなってしまう

既に上記でお伝えしていますが、「人事が忙しくなる」というのも理由の1つです。3月〜6月は、新卒採用をしている人事にとって、新卒の対応で手一杯な時期です。

ということは、3月以降転職したいという方に対して今まで通りの時間が使えない可能性もあります。

そのため人事は、3月になる前にある程度中途採用に注力する可能性が高く、したがって求職者もなるべく早くから動き始めた方が良いでしょう。

 

年末年始の転職活動の進め方

ここからは、なんとなく年末年始から転職活動した方がいいのは分かったけれど、実際何をすればいいのか分からない方へ、年末年始に行う具体的な内容をお伝えします。

 

転職軸を固める

まず初めに行って欲しいのが、転職軸を固める」ことです。

転職軸を固めるためには過去・現在・未来で考えることが重要です。

特に「過去」は自分を形成する価値観を表しているので、転職軸を考える上で大事にしてください。

過去を振り返る上で大切なポイントは2点です。

  • 過去辛かったが頑張れた・やり切った出来事から共通点を探す
  • その共通点から自分が頑張れる環境を言語化する

そもそも、転職軸が必要な理由は大きく分けて2つあります。

それは「面接対策」「失敗しない転職をするため」です。

 

面接対策

企業が面接をする理由は1つです。「活躍できる人材かどうか」。

そのため、なぜ今の会社をやめて次の会社に入るのかを面接で説明する必要があります。

転職軸がブレていると、別の会社の方が良さそうだと判断されてしまい、面接に合格することは難しいでしょう。

逆に軸がしっかりと通っていれば、少なくとも興味は持ってもらえるはずです。

その後は、現在持ち合わせているスキルが次の会社でも活かせるのか、会社の文化にあっているか、などが判断されます。

つまり、転職軸が固まっていなければ、そもそも土台に乗ることさえできない可能性があるのです。

 

失敗しない転職をする

2つ目が失敗しない転職にするためです。

「今の会社の上司と合わなくて・・・」「成果が出なくて・・・」などの理由だと、たとえ転職できたとしても、同じ理由でまた転職先を探すことになります。

また、なんとなくで転職軸を作っても、少し働いたら「なんか思ってた感じと違った」ということも少なくありません。

転職軸がしっかりと固まり、頑張れる環境を見つけることができれば、新しい職場で自然と成果も出せますし「転職して良かった」と思えるはずです。

 

情報を集める

2つ目の年末年始の転職活動でやるべきことは、「情報を集める」ことです。

とことん自分に向き合い、転職軸が明確になった後は情報を集めてください。

同業なら色々な情報を知っていても、他業界のことは知らないことの方が多いはずです。

日中仕事がある場合、時間がなくなかなか情報収集できないので、時間がある年末年始でたくさんの情報を集め、幅広い選択肢の中から転職軸にあう企業を探す努力をしましょう。

情報の集め方としては、転職サイトに登録する方法エージェントに情報をもらう方法が一般的です。

エージェントは会社内部の情報を持っていることもあるので、上手に頼ってみましょう。

 

履歴書・職務経歴書を完成させる

そして3つ目が「履歴書・職務経歴書を完成させる」ことです。

履歴書・職務経歴書は転職するにあたり、必ず必要になります。

そして、意外と書類選考で落ちるケースも多いので、きちんと書くことが大事です。

書き方のポイントは下記3つになります。

  • 社内評価ではなく「市場価値」を意識する

転職先企業側としては転職後活躍できそうかを知りたいため、社外の方がみても価値が伝わるようなまとめ方にすることが大切。

  • 自分の「役割」を明確かつ「定量的」に書く

「どんな環境で」「どんな任務を持ち 」「自分は何を実行して」「結果どうだったのか」

「振り返ってみてどう思うか 」を具体的な数字を用いて書くことが大切。

  • 「ツッコミどころ」を用意しておく

全てを職務経歴書に盛り込んでしまうと「面接で聞くまでもない」となってしまうので「ここについて、詳しく聞いてみたいな」と思ってもらえるくらい内容で書くようにすると良いです。

 

【まとめ】年末年始も転職活動をし、後悔のない転職をしよう

年末年始の転職は社会全体がお休みモードにはいるため、採用している企業が少ないのでは?と感じるかもしれませんが、実際は年末年始だから採用をしていないということはそこまで多くありません。

むしろ4月からの入社に向け企業は採用に注力するタイミングなので全く不利にはなりません。転職意向が強いのであれば年末年始も活動するべきです。

今回は記事の中で年末年始での具体的な転職活動についても触れているので、ぜひ年末年始こそ積極的に活動し、ライバルに差をつけてより良い転職をしましょう。

 

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