お悩み解消

営業に勇気が必要って?その思い込みから生まれる3つの不安を解消します

「なかなか提案する勇気がでない…。」そんな悩みをおもちの営業も多いのではないでしょうか?

営業という仕事はお客様に売り込む仕事であると思い込んでいる方ほど、勇気をもてない自分に苛立ってしまうものです。

しかし、本当に勇気がなければ成約をとることはできないのでしょうか。

この記事では、なかなか提案できない方へ、「勇気が不要」と言える理由を紹介していきます

いまの営業に勇気は不要!

結論からお伝えすると、いまの営業に勇気は必要ありません

「お客様から断られる勇気が大切!」という考え方もありますが、勇気がなければ成約にいたらないわけではありません。

むしろ、勇気をもたなければならないという思い込みによって、さまざまなデメリットが生じてしまっているという側面もあります。

具体的なデメリットについては後ほど紹介しますが、勇気がなければならないと思い込むのではななく、「営業はお客様の問題を解決することが仕事である」と開き直ってみることも重要な取り組みであると言えます。

一度冷静に考えてみるだけで、思い込みによって仕事そのものを難しくしていたことに気づくことができるはずです。

 

営業には勇気が必要!と言われ3つの理由

ここからは、「なぜ営業には勇気が必要と言われるのか?」を解説していきます。

どのような環境に身を置いているかにもよりますが、上司や先輩からの影響によって、営業には提案をする勇気が必要と思い込んでしまっている方がたくさんいます。

 

営業の役割を誤解しているから

営業には勇気が必要と言われる1つ目の理由が、営業の役割を誤解しているからです。

一昔前までは、「とにかく数を打てば成果に繋がる」という時代でした。

しかし、いまのユーザーは自分で情報を仕入れ、大まかな予算や特徴を理解しています。

営業に基礎知識を求めるお客様が少なくなっているのです。

そして、こういったユーザー増えている昨今では、無理な提案が逆効果になることも珍しくありません。

お客様がある程度の知識を備えていることを理解し、「自分でも気づいていない問題を解決してほしい」というニーズをもっていることを理解できれば、必ずしも営業に勇気が必要ではないことも腑に落ちるのではないでしょうか。

 

営業はこうあるべきと思い込んでいるから

営業のあるべき姿を追い求めるべきと思い込んでいることも、勇気が必要であるとされている理由の1つです。

確かに一昔前までは営業が男性の仕事であり、どれだけ多くのお客様にアプローチできるかが成約をとるための鍵でした。

しかし、最近では自分の強みを活かした女性の営業が、活躍している例も少なくありません。

むしろ、営業都合の提案をされるより、「自分の話を聞いてくれる女性のほうが信頼できる」というお客様がいるほどです。

営業はこうあるべきという思い込みにがんじがらめにされることなく、自分の強みを活かすことに集中することが、いまあるべき営業の姿とも言えます。

 

勇気がもてないことを言い訳にできるから

営業に勇気が必要と言われている、3つ目の理由が勇気がもてないことを言い訳にできるからです。

もちろん、営業である以上は、勇気をもたなければならないシチュエーションに遭遇することもあります。

ただし、「営業には勇気が必要」という知識を言い訳にして、行動を起こさない営業がいることも事実です。

人間は知識の使い方によって、行動しないことを正当化できる生き物です。

自分自身が「勇気をもてない状況を正当化していないか」を振り返ってみることも、行動量を増やすための重要な取り組みと言えます。

 

営業には勇気が必要という思い込みから生まれる3つのデメリット

いま「なかなか提案できない」という悩みをもっている方は、そもそも勇気がいらないと言われるとどのようにパフォーマンスが変化するでしょうか?

ここからは、営業には勇気が必要、という思い込みによって生まれる3つのデメリットを紹介していきます。

 

デメリット1、プレッシャーが大きくなる

勇気が必要という思い込みから生まれる、1つ目のデメリットがプレッシャーが大きくなるというものです。

営業という仕事にストレスを感じてる方の多くが、プレッシャーに悩まされているのではないでしょうか?

もちろんストレスを感じるポイントは人それぞれですが、「勇気をもたなければならない」と思い込むほどに、大きなプレッシャーを感じてしまいます。

自分自身で「提案することに勇気が必要」という条件を設けることで、本来難しくないことをあえて難しくしてしまっているわけです。

 

デメリット2、仕事のモチベーションが損なわれる

仕事のモチベーションが損なわれることも、営業には勇気が必要という思い込みによって生まれるデメリットです。

先ほども触れたように、営業には勇気が必要と思い込むほど、提案するという行動の難易度を高めてしまいます。

そして、難しいと思い込むほど、営業という仕事が苦痛になり、行動しなければならないとわかっていながらモチベーションが生まれない状況に追い込まれていきます。

確かな実績を残す営業が事もなげに成約を獲得できる要因は、提案するという行動自体を簡単なことと思い込んでいるためなのです。

 

デメリット3、仕事の効率がダウンする

営業に勇気が必要という思い込みよって生まれる、3つ目のデメリットが仕事の効率的がダウンするというものです。

非常に小さな単位ですが、提案する勇気がないビジネスマンは、勇気を奮い立たせるための時間を要します。

商談中に限らず「お客様へ電話をする勇気」、「見積もりを送る勇気」など、なかなか踏ん切りがつかない営業ほど、こういった勇気を奮い立たせることに時間を使っているのです。

この非常に小さな積み重ねによって、数字をあげる営業マンとの作業効率の違いが大きくなっていきます。

 

営業に必要とされる勇気を手放すことで得られる3つのメリット

次に営業に必要とされる勇気を手放すことで、手にできるメリットを紹介していきます。

人間はたくさんの思い込みによって形成されているため、「営業には勇気がいらない」と言われてもすぐには対応できないものです。

しかし、思い込みを手放してみることで、たくさんのメリットを手にできることも事実です。

 

メリット1、お客様とのコミュニケーションが円滑になる

営業に勇気が必要という思い込みを手放すことで得られる、1つ目のメリットがお客様とのコミュニケーションが円滑になるというものです。

自分に勇気がないと感じてる営業ほど、「お客様になにかを提案しなければならない」という固定概念にとらわています。

しかし、いまのユーザーは、さほど営業からの提案に必要性を感じていません。

繰り返しとはなりますが、ある程度の基礎知識と自分で情報仕入れてきたことにプライドをもっています。

営業として活躍する女性が増えてきた要因は、こういったお客様のニーズの変化です。

提案する勇気が必要という思い込みを手放すだけで、話を聞くことの重要性を理解でき、お客様とのコミュニケーションを円滑にできるというメリットを手にできるわけです。

 

メリット2、無理のない営業活動が可能になる

勇気が必要という思い込みを手放すことで得られる、2つ目のメリットが無理のない営業活動が可能になるというものです。

いま勇気のなさに悩んでいる方は、「勇気をもっている営業になろう」という努力をしているのではないでしょうか?

しかし、一度必ずしも勇気が必要なのかを考えてみることも重要です。

勇気が必要という思い込みを手放すだけで、発想が変わり、勇気がなくてもできる営業活動のあり方を模索することが可能になります。

 

メリット3、すぐに行動を開始できるようになる

すぐに行動を開始できるようになることも、勇気が必要という思い込みを手放すことで得られるメリットです。

端的に言えば、行動が伴わない時に「勇気がわかないという言い訳をしなくなる」のです。

先ほども触れたように、勇気がないことを自覚しているビジネスマンほど、勇気がもてていない状況を言い訳にする傾向にあります。

そして、勇気を奮い立たせる時間を要し、どんどんと行動するまでのタイムラグが大きくなるのです。

しかし、勇気が必ずしも必要ではないという発想をもつだけで、勇気がもてていない状況を言い訳をする思考回路そのものをシャットダウンすることができます。

行動に勇気のあるなしは関係ないと思うだけで、すぐに行動を開始することが可能になるわけです。

 

できる営業は手放す勇気をもつ

できる営業はネガティブな発想をもたず、行動しないできなり理由を探すようなことはしません。

そして、このような考え方は、「いろいろな思い込みを手放す勇気」によって支えられています。

少しややこしい表現になりますが、できる営業は「営業には勇気が必要という思い込みを手放す勇気」をもっているのです。

仮に商談がうまくまとまらなかったとしても、勇気をはじめとしたマインドに原因を追求をすることはありません。

あくまでも自分がどのような行動をしたのか、どのような行動ができなかったのかだけを考えているのです。

非常に小さなことですが、できる営業と一般的な営業には「勇気が必要という思い込みを手放す勇気をもっているかどうか」という違いがあります。

 

【まとめ】営業には勇気はいらない!自分ができる営業のやり方で成果を出そう

「提案する勇気が沸かない」と悩んでいる方は、営業には勇気がいらないと思い込んでみることをおすすめします。

自分で原因追究をするビジネスマンほど、行動を起こせない理由を勇気を始めとしたメンタルに求めようとしてしまいます。

しかし、実はその思考回路こそが、さまざまなデメリットを生み出す原因になっているのです。

断られる勇気が求められるシーンもありますが、すべての行動に勇気が必要なわけではありません。

女性の営業が活躍している昨今では、勇気をもって提案するよりも「お客様の話を聞ける」営業が重宝される傾向にあります。

いま、「営業に必要な勇気がない」と自覚している方は、一度「営業に勇気が必要という思い込み」を手放してみることをおすすめします。

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