お悩み解消

営業には強いメンタルが必要?メンタルを維持する3つの対策

「自分はメンタルが弱い」そんな悩みをもっている営業マンも多いのではないでしょうか?

事実、自信を感じさせることが大切な営業には、強いメンタルが求められます。

この記事では、営業に必要なメンタルの保ち方を紹介していきます。

もともとメンタルが弱いと感じている営業マンも、できることから実践してみることをおすすめします。

営業にはメンタルが強い人ばかり!は嘘?

営業という仕事に就き、業務をおこなっているなかで、メンタルの重要性を実感している方も多いのではないでしょうか?

事実、営業は言い切りや姿勢など、自信を感じさせることによって評価されることも多く、メンタルと業績は切り離せない関係にあると言えるでしょう。

ただし、成果をあげている営業が、生まれながらにして強いメンタルをもっているわけではなく、人知れず悩み、自分なりの方法でメンタルを強くしてきた方が多いという側面もあります。

いま、「自分のメンタルが弱い」と悩んでいる方は、メンタルを強くするための対策を備えておくことをおすすめします。

 

営業で成果を出すメンタルが強い人に共通する5つのポイント

まずは営業で成果を出す、メンタルが強い人に共通するポイントを紹介していきます。

繰り返しとはなりますが、生まれながらにして、営業に必要な強いメンタルをもっているビジネスマンはごく一部です。

すでに成果をあげている営業マンも、これから紹介する5つのポイントを理解し、強いメンタルを維持しているのです。

 

共通点1、行動量がカギであることを理解している

メンタルが強い営業に共通する1つ目のポイントが、行動量がカギであることを理解しているというものです。

言わずもがなですが、成約を獲得するためにはそれなりの対策が必要です。

ただし、メンタルが強いと言われる営業は、それ以上に行動量がなければ、目標が達せられることがないという考え方に重きをおいています。

仮に「断れるかもしれない」と感じたとしても、「どうせ断られるならトライしよう」と考えられるのが、メンタルの強い営業です。

また、メンタルが行動によって作られることも、メンタルの強い営業は理解しています。

やる気が出るまで、勝機が見つかるまで考えを巡らせるのではなく、次から次へと行動に移すことによって、強いメンタルを維持しているのです。

 

共通点2、メンタルが身体とリンクしていることを理解している

メンタルと身体がリンクしていることを理解していることも、メンタルが強い営業に共通しているポイントです。

営業ではメンタルが強いと有利とされていますが、「なぜ強いメンタルが維持されるのか?」を考えたことはあるでしょうか?

強いメンタルがキープできる条件はさまざまですが、身体の使い方が条件の1つとされており、次のような身体の使い方を実することで強いメンタルを維持しています。

・できるかどうかわからないときはできると答える

・常に明るい表情をしている

・立ち姿がシュッとしている

このような身体の使い方を実践することで、自分自身に「自信がある」という暗示をかけているのです。

 

共通点3、自分が反省すべき領域を理解している

自分が反省すべき領域を理解していることも、メンタルが強い営業に共通するポイントです。

すでに実績をあげているメンタルの強い営業マンは、「これ以上反省しても仕方がない」という領域を理解しています。

商談のなかでも、「製品に関する知識を伝えられたか?」「営業にふさわしい言い切りができていたか?」など、やるべきことをやれたかどうかを基準に反省をしています。

お客様との相性や予算など、自分ではどうすることもできない部分については、深く反省することがないわけです。

 

共通点4、営業は断られることだと理解している

メンタルが強い営業に共通する4つ目のポイントが、営業は断られることだと理解しているというものです。

もちろん、断られることなく、目標を達成できるに越したことはありませんが、どんなにスキルのある営業でも断られることが日常茶飯事です。

すべてのお客様に承諾をもらおうとするのではなく、「良くても50%くらいかな」といった具合に、断られることを想定しています。

そうすることで、心が折れることなく次のお客様との承諾に迎えるわけです。

 

共通点5、人の手を借りることの大切さを理解している

人の手を借りることの大切さを理解していることも、メンタルが強い営業に共通するポイントです。

メンタルが強い営業は、疲れや実績の上下動などの要因によって、メンタルが変動することを理解しています。

そのため、自分がやらなくてはならない仕事と、そうではない仕事を切り分け、場合によっては人の手を借りることも珍しくありません。

仮に1つの商談であっても、自分よりもお客様に信頼していただけると考えれば、上司や技術者を同席させるなどの対策で、自分の負荷を減らすことに成功しています。

 

営業のメンタルは自分で下げている?メンタルが弱い人の3つの考え方

ここからはメンタルの弱い営業マンに共通する、3つの考え方を紹介していきます。

繰り返しとはなりますが、生まれながらにしてメンタルが強い人はそう多くなく、自分の工夫によってメンタルをキープすることができています。

反対にメンタルが弱い人は、考え方の癖によってメンタルを下げてしまっているのです。

 

メンタルが強くないと行動できない

メンタルが弱い人に共通する1つ目の考え方が、メンタルが強くないと行動できないというものです。

なかなか行動に移すことができない営業ほど、「メンタルが弱っていること」を言い訳にするのも、メンタルが強くないと行動できないという考えを共通してもっています。

先ほども触れたように、メンタルは自分の行動や振る舞いによって維持されるため、メンタルに関わらず行動を起こすという習慣を手に入れない限り、いたちごっこを繰り返ししてしまうのです。

 

起こったことをすべて自責にする

起こったことをすべて自責にすることも、メンタルが弱い営業に共通する考え方の1つです。

もちろん、ビジネスマンとして、自分が反省すべきことを反省することは非常に大切なことです。

ただし、「自分の努力ではどうすることもできない領域があること」を理解していることも、同じくらい大切と言えるでしょう。

仮に目標を達成できない時期があったとしても、次に繋げられる前向きな反省だけをおこない、必要以上に考えすぎないというスタンスをもつことが大切です。

 

想定外があることを許せない

想定外があることを許せないことも、メンタルが弱い営業に共通する考え方です。

「なかなか思い通りの提案ができない」と悩んでいる営業の多くが、提案する前にお客様のリアクションをネガティブに想定し、思い切った提案ができなくなっています。

自分のメンタルが弱いと思い込んでいる方には、難しく感じられるかもしれませんが、「想定外のことは起こってから考える」くらいのスタンスを維持することをおすすめします。

 

営業に必要なメンタルを維持する3つの対策

最後に、営業に必要なメンタルを維持する対策を紹介していきます。

これまでにメンタルの強い人という表現をしてきましたが、「自分はメンタルが弱い」と考えている方は、営業に必要なメンタルを維持する練習をしてみることをおすすめします。

どんな状況にもひるまないメンタルが必要なわけではなく、お客様に自信を感じさせるようなメンタルで十分です。

 

自分で自分を評価する

営業に必要なメンタルを維持する1つ目の対策が、自分で自分を評価するというものです。

もちろん、営業である以上は、会社から任されているノルマがありますが、それ以外に自分が達成したい目標を設定し、自分で自分を評価できる環境を整えましょう。

仮に会社からのノルマが10件であれば、5件を自分だけの目標とし、その他に読書などの学習で自分を磨くといった考え方で十分です。

営業である以上はお客様を追いかけることも大切ですが、お客様を惹きつける武器を見つけられれば、営業活動そのものがグッと簡単になるはずです。

 

適度にサボることを許可する

適度にサボることを許可することも、営業に必要なメンタルを維持する対策の1つです。

サボるという言葉にネガティブな印象をもつ方も多いと思いますが、できるビジネスマンは頭を使って、自分の労力を小さくする工夫を凝らしています。

また、そもそも仕事量の多い営業は、緊張感を保ち続けること自体が難しい仕事とも言われています。

事前に計画を立て、月末の追い込みが必要な時期に、全力を注げるようなペース配分を考えることも、適度サボることを許可することによって生まれる発想と言えるでしょう。

 

自己分析で武器を見つける

営業に必要なメンタルを維持する、最後の対策が自己分析で武器を見つけるというものです。

勤めている会社の方針によって違いがあるケースもありますが、営業という仕事は自分なりの戦い方を許されている数少ない職業です。

自己分析を通じて、自分の特性を合わせた商談の進め方を実践することで、メンタルを損なわない働き方をすることもできます。

自己分析で「提案が苦手」であるがわかった場合には、お客様に寄り添う共感型の営業に切り替えても良いのです。

 

まとめ】営業はメンタルが大事 。ポジティブに捉える癖をつける

「メンタルが弱く、営業に向いていないかもしれない」という方は、営業に必要なメンタルを保つことを目標にしてみてはいかがでしょうか?

すでに実績をあげ、メンタルが強いと思われている営業も、実はメンタルが下がることがあり、人知れず悩んだ経験があるという方がほとんどです。

そして、生まれながらにして、どんな状況にもひるまない強靭なメンタルをもっている人はおらず、メンタルを保つ工夫をしていることを理解しておきましょう。

ついつい自分のメンタルの弱さに目を向けてしまいがちですが、悩まされている今の状況をポジティブに捉え、営業に必要なメンタルの保ち方を身につけてしまうことをおすすめします。

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