「営業がつまらない…」、このような感情に悩まされている方も多いのではないでしょうか?
実は景気の動向などの影響によって、自分の仕事を簡略化できる営業ほど、「つまらない」という感情に悩まされています。
この記事では、このような悩みをお持ちの方に、やりがいを復活させる方法を紹介していきます。
目次
営業の仕事がつまらないのは仕方のないこと?
結論からお伝えすると、営業の仕事がつまらないと感じることは仕方のないことです。
むしろ、仕事をうまく簡略化できてしまう営業ほど、営業をつまらないと感じてしまう傾向にあり、決して「つまらないと感じること自体が悪いことではない」と表現することも可能です。
ただし、営業の仕事がつまらないと感じ、モチベーションを見いだせないまま、今の仕事を続けることは非常に勿体ないこととも言えます。
ぜひ、今回の記事を確認しながら、自分が営業のどのような点につまらないと感じているのかを明確にしていきましょう。
営業の仕事がつまらないと感じてしまう5つの理由
まずは、営業の仕事がつまらないと感じてしまう理由を紹介していきます。
仕事にモチベーションを見いだせないことを理由に、自己否定をしてしまうビジネスマンもいますが、営業という仕事をつまらないと感じている方は決して少なくありません。
仕事が楽すぎる
営業をつまらないと感じる1つ目の理由が、仕事が楽すぎるというものです。
営業という仕事にはさまざまな種類がありますが、特にルート営業はつまらないと感じられやすい営業として知られています。
なぜならルート営業はその名の通り、決まったお客様のもとを定期的に訪問する仕事だからです。
新規営業の見込み客を探し続けるというストレスがない分、決まったお客様のもとを訪問するという作業自体に飽きを感じてしまうこともあるわけです。
仕事が難しすぎる
仕事が難しすぎることも、営業がつまらないと感じてしまう理由の1つです。
具体的には、「どう考えても達成できるノルマではない」、「目標を達成するビジョンが全く見えない」といった状況を指します。
1つ目に挙げた、「仕事が簡単すぎる」という理由の真逆の理由ではありますが、仕事が難しすぎても、人間はつまらないと感じてしまう生き物なのです。
ルーティンワークに飽きてくる
営業がつまらないと感じる、3つ目の理由がルーティンワークに飽きてくるというものです。
この理由も「仕事への慣れ」によるものですが、人間は同じ動作を繰り返しているうちに、考えなくても行動できるようになる生き物です。
そして、さらに面倒なことに、問題がない日常に「つまらない」という問題点を見つけ出したり、「このままでいいのか」という不安を見つけ出し、仕事へのモチベーションを見失ってしまう方も少なくありません。
お客様に貢献できている実感がない
お客様に貢献できている実感がないことも、営業がつまらないと感じてしまう理由の1つです。
営業のなかでも消費者を相手にしないタイプの営業では、契約後のサービスやモノの流れに触れられないケースも珍しくありません。
特に「お客様の顔を見ながら仕事がしたい」という動機で、営業職に挑戦した方にとっては、お客様からのリアクションを確認できない環境に、やりがいを見出せない方も少なくありません。
将来的なキャリアを想像しにくい
営業がつまらないと感じる5つ目の理由が、将来的なキャリアを想像しにくいというものです。
営業職に限ったことではありませんが、不景気続きの市場のなかで、将来のキャリアに不安を感じている方も多いのではないでしょうか?
つまらないという感情を不安と捉えてしまえばネガティブですが、将来のキャリアを検討する期間と割り切ることができれば、自分なりの対策が明確になってくるはずです。
キャリアプランの考え方で悩んでいる方はこちらの記事も読んでみてください。
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営業がつまらない時に知っておきたい5つの対策
ここからは営業がつまらないと感じてしまう時に、知っておきたい対策を紹介していきます。
営業がつまらないと感じてしまっていること自体に、ネガティブな感情を抱いてしまう方も珍しくありませんが、見方を変えるだけでモチベーションややりがいが復活することもあります。
主体性をもって、営業という仕事にリトライしてみることをおすすめします。
将来のビジョンを明確にする
営業がつまらないと感じた時に知っておきたい1つ目の対策が、将来のビジョンを明確にするというものです。
一昔前までは会社に勤めていれば、自動的にキャリアが形成され、ほしいものを手にすることができました。
しかし、働き方が変化している昨今では、将来のビジョンから今の働き方を考えるというスタンスが重要度を増してきています。
将来のビジョンと営業という仕事のつながりを明確にすることができれば、今の仕事をしているモチベーションをもう一度はっきりさせることができます。
同じ行動を繰り返していたとしても、につまらないという感情を抱くこともなくなるはずです。
自分だけの目標設定をする
営業がつまらないと感じた時に知っておきたい2つ目の対策が、自分だけの目標設定をするというものです。
やり方は非常に簡単で、「最低でも〇〇万円の利益をあげる」といったように、会社で決められているノルマのほかに自分だけの目標を設定するだけです。
この対策は「仕事が楽すぎる」「仕事が難しすぎる」と感じている方に、効果的な方法と言えます。
会社が決めたノルマは自分の意思が反映されていないため、どうしてもやらされているという感情が強くなります。
一方で自分が決めた目標であれば、自分の将来に繋がっているという自分事としての捉え方ができ、自然とつまらないという感情を切り離すことができるわけです。
自分なりの工夫を追加してみる
自分なりの工夫を追加してみることも、営業がつまらないと感じている時に知っておきたい対策の1つです。
特にルート営業で、決まったお客様を訪問することに飽きてしまっている方には、有効な手段と言えるでしょう。
ルート営業という仕事には決まった時期に、決まった提案をすることという思い込みがありますが、営業である以上はプラスαの提案をしてはいけないというルールはありません。
これまでおこなってきた提案をしつつ、さらに困っていることがないかを確認し、新たな提案をしても良いわけです。
もちろん、新たな提案をする以上は、新しい知識を身につけなければなりませんが、このようなクリエイティブさは、今の営業に求められているテーマでもあります。
新たな分野や領域に対する挑戦をすることで、つまらないという感覚を切り捨てることができるのです。
副業に挑戦してみる
副業に挑戦してみることも、営業がつまらないと感じている時に知っておきたい対策の1つです。
始める前から「できるわけがない」と思い込んでいる方が多い副業ですが、自分にとっての当たり前が高く評価される可能性が少なからず隠されています。
また、営業に関係のない分野の勉強にも挑戦できることが、副業に挑戦した方だけが手にできる特権です。
プログラミングやブログといった分野に挑戦することで、新たなキャリア形成が見つけられるかもしれません。
副業でのスキルアップはこちらの記事に詳しく書いてあります。
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転職を決意する
営業がつまらないと感じた時の、最後の対策が転職を決意するというものです。
世間一般では、「仕事がつまらないから転職なんて甘い」と言われていますが、仕事がつまらないという小さなきっかけで、新たな活躍の場を獲得している方も少なくありません。
ただし、転職を決意する際は、次の2つのポイントはしっかりと解消しておくことをおすすめします。
転職前に解消すべきポイント1、転職が自分のキャリアのプラスになるか
転職前に解消しておきたい1つ目のポイントが、転職が自分のキャリアのプラスになるかというものです。
現在の仕事につまらないと感じている理由を精査し、他社で活躍することが自分のキャリアのプラスになる場合のみ、転職に踏み切ることをおすすめします。
自分のキャリアにプラスになるとは、その分、転職後の企業に貢献できることを意味します。
今の職場での「ノルマの考え方」「新たな取り組みへの柔軟性」などを加味して、自分の発想が活かせないと感じた場合には、転職を決意することもありと言えるでしょう。
転職前に解消すべきポイント2、転職が今取るべき適切な手段か
転職前に解消しておきたい1つ目のポイントが、転職が今取るべき適切な手段かというものです。
つまり「仕事がつまらない」というネガティブ理由だけで、転職に踏み切るのはリスクが高いということです。
今回紹介した対策のなかで、「自分だけの目標を設定する」「自分なりの工夫を追加してみる」といった方法を試してみたうえで、転職に踏み切ることをおすすめします。
仮にルーティンワークが多いルート営業でも、決められた仕事のなかで、「これまでの提案とは別に、お客様の困っていることを解消しようとした」という工夫が必要なのです。
そして、クリエイティブな発想で行動した結果として、会社が評価してくれなかったという事実があれば、転職の場でも相手の関心を引く、エピソードトークとして活用することができます。
【まとめ】営業がつまらないと感じた時は、やりがいやモチベーションを確認しよう
「営業がつまらない」と感じている方は、まずはなぜ仕事がつまらないのかを考えてみることをおすすめします。
仕事がつまらないという感覚はネガティブに捉えられがちですが、将来のキャリアを考えるなどの取り組みによって、非常に有意義な時間に活用することができます。
また、モチベーションがない状態でも、自分ができるだけの努力を実践してみることをおすすめします。
仮にルーティンワークが多いルート営業でも、新たな受注に繋げるための行動をすることは十分に可能です。
また、こういった工夫を凝らしていることで、転職の場でもクリエイティブな人材という評価を受けることが可能になります。
「営業がつまらない」というネガティブな見方ではなく、少しだけ深堀りをし、工夫を凝らすだけで、やりがいやモチベーションを確認することができるはずです。
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