3年後、5年後、10年後どんな人になっていたいでしょうか。
正直、明確に話せる人は多くないはずです。
ただ、キャリアプランを立てるにあたり、自分がなりたい像を把握しているか、していないかでは大きく異なります。
キャリアプランがあることで、毎日の仕事に意味を持たせることができたり、日々のタスクが作業ではなく成長するために必要なことになった離します。
これを機に、キャリアプランを設計してみてください。
目次
営業のキャリアプランには何があるのか
まず、営業のキャリアプランにはどんなものがあるのでしょう。
基本的な5つをご紹介していきます。
マネージャー(管理職)
まずは、キャリアプランとして最も目指しやすいマネージャー(管理職)になります。
なぜかというと、上司が管理職だからです。
活躍したら勝手に、マネージャーになって部下を持つのだろうと想像することが容易にできるため、キャリアプランとしてあげる方も多い傾向があります。
完全に管理職になった場合は、チームの目標を達成させるためにメンバーを管理する役割になります。
プレイングマネージャーと呼ばれる役割では、自らも売り上げを上げながら、メンバーをマネジメントしていくものです。
プレイヤーとして続けたい場合はプレイングマネージャーという選択肢がいいでしょう。
スペシャリスト(専門職)
営業職として、実績は十分だし、マネージャーとしても活躍できる可能性はありますが、現場に立ち続ける人たちのことを指します。
こちらは、マネジメントをしたいわけではなく、自分自身が最前線に立って、組織に貢献し続けたい方におすすめです。
業界によっては、インセンティブなどで、マネージャーになるより稼げるからという理由でスペシャリストを選んでいる方もいるのではないでしょうか。
別職種へ異動
営業以外へのキャリアプランも十分考えらるでしょう。
社内での異動により、営業職からマーケーティングになったり、人事になったりと別職種へチャレンジすることも会社によっては可能です。
気をつけなければいけないことは、職種変更こそ、キャリアプランをしっかりと設計した上で考えなければ、すぐに嫌になってしまう可能性があります。
転職
昔は転職といえば、あまり良いイメージを持たれていなかったかもしれません。
ただ、現在では転職を活用しながら、自身のキャリアプランを形成していく人もいるくらいです。
転職をうまく活用することで、学びたい領域を学ぶことができたり、携わりたい業界に携われることができるなど、自分の理想のキャリアプランを築くことができます。
独立
こちらの選択肢は、あまり多くないかもしれませんが、立派なキャリアプランではあるのでお伝えします。
営業で、実績・経験があれば独立は難しくありません。
ましてや、最近は副業も解禁されている会社が増えているため、より独立や起業がしやすい環境になってきているのではないでしょうか。
もし、独立を視野に入れている人や迷っている人はこちらの記事を読んでみてください
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営業がキャリアプランを考える上でやってはいけない考え方
どんなキャリアがあるのかはイメージできたと思います。
次にキャリアプランを考える上でやってはいけない考え方について2つお伝えいたします。
目的地を役職や立場にすること
一つ目が自分の中でのゴール設定を、役職や立場に置いてしまうことです。
なぜこれがダメなのかというと、管理職になるキャリアプランを設けていたときに、管理職になったあとで働く意味を見出せなくなってしまう可能性があるからです。
管理職がゴールになってしまい、結局管理職になって何がしたかったんだろう、と再びキャリアプランを模索したりします。
だからこそ、目的を役職や立場に設定してしまうことは危険です。
自分だけで考え続けること
自分だけで考え続けることもやってはいけません。
なぜなら、自分だけで考えてしまうと、どうしても正しいように解釈してしまうからです。
なんでこのキャリアプランなのか、そのキャリアプランじゃないとダメなのか、他にはないのか、など他人にアウトプットし意見をもらった方が頭が整理され、キャリアプランが明確になるでしょう。
ひとりで考え続けることは、やり切った感は出るのですが、正しい判断軸なのかどうかは微妙です。
できればひとりで考え続けることは避けたほうが良いでしょう。
営業がキャリアプランを考える上で大切にすべき3つのこと
では、営業がキャリアプランを考える上で大切にしなければいけない3つをご紹介します。
キャリアプランを考える際に、参考にしてみてください。
自分自身の将来像を考える
これは、先ほども述べましたが、何になりたいという目標の立て方ではなく、何をするために、何になりたいのかという目的を持ったほうが良いということです。
独立したい!ではなく、家族との時間を増やし、いろいろなところへ旅行に行くために独立したい!のようなイメージです。
この場合、独立はあくまでも家族との時間を増やせる手段になります。
ということは、この人のキャリアプランを設計する際に大切なことは、独立することではなく、家族との時間を今よりも増やせるようにキャリアを設計する必要があります。
このように、自分自身の将来像(どうなっていたら幸せか)という部分を考えることが大切でしょう。
会社の仕組みや社員を観察する
上記ができたところで、今いる会社の仕組みや社員を観察してみましょう。
例えば、管理職はどんな人がなっているのか、長く会社に居続けた人なのか、毎年実績を出している人なのか、仕組みを把握することでキャリアプランも立てやすくなります。
また、社員の観察も大切です。
管理職になったとき、どんな仕事をすることになるのか、自分のキャリアプランにおいて通らなければいけないのか、などがわかります。
さらに、独立、起業をしたいと考えた場合、今の環境のままでできるのかどうかなども観察することで見えてくる可能性があります。
将来像に近しい人を探し、話す
将来像に近しい人を探し出すことができれば、ほぼほぼキャリアプランを設計できます。
なぜなら、将来この人のようになりたいと思った場合、その人がどうやって今の状態になることができたのかを教えてもらうだけでいいからです。
全く同じ道を通ることは難しいかもしれませんが、どんなスキルや実績が必要なのかがわかれば、あとはそれを身に付けられる環境に身を置くだけになります。
そのためにも、社内を観察するだけでなく、社外との関わりも積極的に取りに行くことが必要になるでしょう。
私自身、キャリアについて悩んでいたときに、意識していたことはなるべく自分のことを知らない方と話をすることでした。
そうすることで、客観的な意見が聞けるため自分自身のキャリアプランを考える上で、とても参考になりました。
「まとめ」営業がキャリアプランを考える時は、何になりたいかではなくどうなりたいか
今回は、営業がキャリアプランを考えるときに、やってはいけない考え方と大切にすべき考え方をご紹介しました。
ひとりでアウトプットせずに考え続けるよりも、外部の人にアウトプットし客観的な意見をもらいブラッシュアップすることが必要です。
また、役職や立ち位置などの目標をゴールにするのではなく、何をするためにどうなるのかという目的を明確にすることが重要になります。
キャリアプランに悩んでいる方は、参考にしてみてください。
すぐに見つかることは、難しいかもしれませんが行動しなければ何も見えてこないので、まずは少しだけでも行動してみてください。
また、転職を検討している方はこちらの記事も参考にしてみてください。
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