営業の転職 選考対策

自己PRが苦手な営業職の転職はきつい。自己PRまでの4つのステップを解説

20代を中心とした若手営業が転職活動をすると、必ず悩むのが自己PRです。「数年しか営業やってないし、資格とかも持ってないんですけど、一体何をPRすればいいんですか…?」と皆さん必ず質問します。僕も昔転職活動をした際はかなり悩みました。

でも、もう大丈夫です。タイトルにも書いてありますが「学習能力」をPRすることが出来れば、自己PR問題は9割解決します。ちなみに「私の強みは学習能力です!」みたいなのはNGです。僕が言いたいのはそういうことではありません。

伝え方や根拠建ては非常に大事になるので、そのやり方をここでは解説します。人間には学習能力が備わっているので、ここに書かれていることは基本的に誰でも出来るで安心してください。

執筆者である私の本業は、転職アドバイザーとして年間で300人以上の若手営業の転職相談を日々うけており、当記事もその中で培ってきたノウハウを元に作成しているので、かなり実践的な内容だと思います。

この記事を参考に面接でのPR内容を練り、より良い転職活動に向けて準備をしていきましょう。

自己PR出来ないときつい!若手営業が転職面接で学習能力を自己PRをすべき3つの根拠

スキルと呼べるモノがないから

20代であれば色々と経験してきて、仕事のやり方や成果の出し方がわかってきてはいると思います。

ただし、「入社するだけで、激的に会社やチームが変わる」ほどのスキルなどを持っている人はなかなか少ないでしょう。

そうなってくると、アピールポイントが「顧客との関係構築」「ヒアリングして課題を見つける」「相手の期待を超える提案」のような誰でも言えるようなことしか言えないと思います。

採用側としてはそんなことは聞き飽きています。特に20代の営業に限って言えば、実は自分で思っている程社外で通用するようなスキルを持ち合わせていないのです。

 

企業側も判断が難しいから

上記でもチラッと触れましたが、正直営業トークや提案力みたいなのをアピールしても企業側に響きません。

なぜかと言うと、みんな同じようなことを言うので、企業側もそのアピールをされても判断が難しいのです。

そのため、あなたにしか言えないような経験や、身につけてきた過程を話す方がオリジナリティが増します。

オリジナリティがあれば、面接担当者の印象に残りやすくなり、自己PRとしての意味が出てくるでしょう。

 

営業力の伸びは学習能力に依存するから

20代は業界や商材を変える転職が比較的に多いですが、商材や所属する組織が変われば、過去に出してきた実績はあまり意味がありません。

また、営業力は基本的に後天的な能力になります。そのため、過去に出してきた実績を見ても、次の会社で活躍出来るかは未知数なのです。

僕のTwitterのフォロワーさんは営業のマネジメント層が多いのですが、以前行ったアンケートでもこんな数値が出ています。

もちろん、僕のフォロワーさんの意見が全てではないですが、「若手営業の伸び率は学習能力次第だ」と思っている方々は比較的に多いことが伺えます。

 

若手営業が転職面接で自己PRするための4つの準備STEP

じゃあどうやって学習能力をPRすればいいのか?ということをここから解説します。

ここでは、伝え方というよりも、準備の仕方にフォーカスしてお伝えいたします。

 

step
1
何かしらの成果をピックアップする【起】

なんでもいいです。営業であれば数値に基づく成果だとより良いでしょう。

数値に基づく成果が良い理由は、わかりやすいからです。社内1位やチーム1位とかでもいいのですが、そういうのがなければ目標達成率や売上金額達成率とかでも良いです。

大事なのは「学習をして成績や実績が伸びた」という根拠づけのための数値なので、無理に盛る必要はありません。

ただし、この段階で「周りはみんな目標達成してるのに自分だけ出来てない…」「売上目標のうち半分も達成できない…」「前年の数字と成績が同じ…」みたいな状況であれば、まだ転職タイミングではないので現職で頑張った方が良いかも知れません。

 

step
2
それが出来なかった時の状況を洗い出す【承】

成果をピックアップしたら、次はそれを達成できていなかった時を思い出してください。

出来なかった時期が長く続いていた人はそこを、もしそんな時期がなかったのであれば就業し始めた最初の日から1週間くらいを思い出しましょう。多分目標を達成していないはずです。

その時の状況をできる限り書き出してください。環境的なものや、能力的なもの、いまは出来るようになってるけど出来ていなかったことなど、色々書き出します。

 

step
3
それが出来るようになった過程や道筋を整理する【転】

では、出来ていなかったその時点から、成果を上げた時点までの道のりや過程を書き出しましょう。

「何をしたか?」も大事ですが「なんでその行動をとったのか?」「その結果はたまたまだったのか?狙ったのか?」「最初の小さな成果から何を学び、どうやってその最終的な成果につなげたのか?」など、その場その場で考えたことや判断したことを書き出します。

ポイントごとの箇条書きの整理を行いつつ、しっかりとストーリーでまとめられるようにしていきましょう。

 

step
4
その過程が何に活きるのか考える【結】

あとはその経験が、今後何に活きるのか。もっと言うと、志望先の会社の業務でどうやって活かせるかを考える事ができれば尚良しです。

ここがなかなか難しいと思いますが、志望先の商材や顧客先の特徴をしっかりと調査して理解し、上手く伝えられると良いでしょう。

 

このように、準備をしていく段階がそのままストーリーの「起承転結」になります。

ポイントは、自分のことをストーリーで書き出していくことです。単純な事実の羅列ではなく、他人が聞いて飽きず、一貫性があり、納得感を得られるとより良くなるでしょう。

 

【まとめ】若手営業は転職面接で学習能力をPRせよ!

あなたの自己PRが定まらない根本理由

自己PRが定まらない理由は、結論からいうと「自分がどうやって成長してきたのか理解が足りないから」というのが9割。残り1割は「いいことを言おうとしすぎてるから」です。

少し極端ですが、若手営業の面接では「出来ること」をガンガンアピールしてはなりません。「出来るようになること」をアピールしてください。

「出来ること」のアピールは、要所要所の自信を見せるためにするくらいで、最初から最後まで「出来ること」をアピールをし続けるのはあまり良くないのです。

面接担当は、あなたの自慢話を聞きたいわけではないなく、「どうやって活躍してくれるようになるのか?」が知りたいだけなのです。

特に未経験業界への転職だと、PRポイントがなくていいことを言おうとしすぎてしまいます。未経験業界への転職を検討している場合は、こちらの記事で対策をしましょう。

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自己PRは「作る」より「理解」せよ

自己PRは、自分が自分を理解する、あるいは相手に自分を理解してもらうための「準備ツール」として活用するためのものだと思った方が良いです。

そのため、めちゃくちゃ作り込んで丸暗記したり、作った自己PRをそのまま話たりするのはかなり微妙です。面接担当には、作ってきた感じを簡単に見抜かれてしまいます。

大事なのは、しっかり会話のキャッチボールをすること。質問に対してその場その場で相手が欲しい適切な回答をしっかりすること。これにつきます。

ここで説明して作った自己PRは、アピールポイントの軸や、回答の引き出しとしての準備ツールとして活用してみてください。

 

また、一般的な企業とは少し違うベンチャー企業の面接では、PRすべきスタンスが異なってきます。

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これら特殊ケースに関する面接対策記事も、ぜひご参考ください。

 

とはいえ、営業の転職は、自身に合った優良求人を見つけるのがかなり難しく、ここが転職で失敗する際の一番の原因になっています。

インターネット上だけで、内情や裏情報まで収集するのはかなり困難です。

そこでまずは、営業の転職のプロに相談し、キャリア相談だけでなく、企業ごとの営業職務や、企業の内情や裏情報を専門家から直接聞くのも手段の1つとして良いでしょう。

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石塚卓也

エニーセールス・マガジン編集長。マレーシア・シリコンバレーのスタートアップ、日系のベンチャー、営業フリーランスを経て起業。IT営業に関する本の出版や、セールスコミュニティの運営なども手掛ける。元サッカー馬鹿。

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